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空調服を使うと危険なエリア|事故事例と安全に使うための点検ポイントを解説

空調服は、夏場の暑さ対策や熱中症予防に欠かせない装備として、さまざまな現場で活用されています。しかし、使用する場所によっては危険を伴うので、注意点を理解したうえで正しく使用することが大切です。

そこで今回は、空調服の使用を避けるべき場所や注意点を解説します。空調服のデメリットも解説するので、購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

空調服の使用が危険なエリア

空調服はどこでも使用できるわけではありません。空調服を危険なエリアで使用したことが原因で、火傷やけがを負った事例も報告されているため、どのような場所で使用してはいけないかを認識しておくことが重要です。

ここでは、空調服の使用が危険なエリアとその理由について解説します。

防爆エリア

防爆エリアとは、爆発や火災のリスクのある危険な場所を指します。このエリアの空気中には可燃性物質が存在する可能性があるため、わずかな静電気でも爆発や火災が発生する恐れがあります。

電気を使用してファンを回す空調服は、故障や静電気の発生により火花が発生する場合があります。万が一、空調服からの火花が工場内の可燃性物質に引火した場合、爆発や火災を引き起こす恐れがあるので、防爆エリアでの使用は控えるべきでしょう。

溶接・火気使用エリア

溶接や火花が飛散するエリアなど、火を扱う場所で空調服を使用すると、火花が空調服の中に入ってしまう可能性があります。また、裾や袖からの空気によって火花や火を拡散させるリスクがあります。

火気を使う現場で空調服を使用したいときは、空調服やインナーを綿100%のものや難燃性のあるものなど、火を扱う現場に適した空調服を選びましょう。

同じ理由で、たき火やストーブなど火を扱うシーンでの使用も避ける必要があります。

粉じんエリア

粉じんが舞うエリアでは、空調服のファンが外気を取り込む過程で、空気中の粉じんやほこりなどの異物を吸入してしまう恐れがあります。吸入した異物は、ファン内部に詰まる可能性があり、ファンの機能低下や故障の原因になる可能性があります。

ファンが故障すると、けがや熱中症のリスクが高まるので、粉じんエリアでの使用も控えるようにしましょう。

空調服を安全に使うための見るべきポイント

空調服を安全に使用するためには、注意点を押さえておくことが大切です。ここでは、空調服を使用する前にチェックしておきたい以下3つのポイントを解説します。

  • 空調服が濡れていないか
  • ケーブルに損傷がないか
  • ファンから異音がしないか

これらに該当する状況や症状がある場合は、空調服の使用を控えましょう。

空調服が濡れていないか

ファンやバッテリーを電気で駆動させている空調服は、濡れた状態で使用すると、ファンが回らなくなるなどの故障のリスクがあります。

空調服は電圧が低いため、雨や汗などで濡れてしまった状態で使用しても感電の心配はないとされていますが、雨天時の使用は故障の恐れがあるため推奨されません。

洗濯後も生乾きの状態で使用せず、しっかりと乾かしてから使いましょう。

ケーブルに損傷がないか

空調服のケーブルは、ファンやバッテリーに電気を供給する大切な部品です。ケーブルの被覆が剥がれていたり、ヒビがあったりすると、使用中に感電する恐れがあるので注意が必要です。

空調服を安全に使用するためにも、ケーブルに損傷や変形などの不具合がないかを確認してから使用しましょう。

ファンから異音がしないか

ファンから異音がする場合、何らかの異常のサインである可能性が高いです。異音がする原因としては「異物が混入している」もしくは「モーターに故障が起きている」などが考えられます。混入した異物がファンによって服の中に舞い上げられると、けがのリスクが高まります。

ファンから異音がした場合は直ちに使用を停止して電源を切りましょう。

空調服を購入する前に知っておきたいデメリット

空調服を購入する際には、危険性や注意点だけでなく、デメリットも知っておくことが大切です。例えば、以下のようなデメリットがあります。

  • ファンの作業音が発生する
  • ファンのメンテナンスが必要になる
  • バッテリーの買い替えが必要になる
  • 小さな部品や紙などが飛ばされる

それぞれ詳しく見ていきましょう。

ファンの作動音が発生する

空調服は、スイッチを入れてファンを回すことで作業音が発生します。ファンの回転音は1〜2mくらいの距離で聞こえる程度なので、工事現場や建築現場、人の多い屋外では気にならないことが多いです。ただし、狭い空間や静かな場所では、ファンの音が気になる可能性があるので、客先の事務所などでは電源を切っておくなどの配慮が必要となるでしょう。

ファンのメンテナンスが必要になる

空調服を長く使っていると、外部からのホコリや砂がファン内部にたまってしまいます。ファンやカバーが汚れると故障の原因になるため、定期的な掃除が欠かせません。

メンテナンスの手間を軽減したい人には、水洗いが可能なファンユニットを選ぶのがおすすめです。

バッテリーの買い替えが必要になる

多くの空調服は充電式のバッテリーを使用しています。通常、バッテリーは2〜3年の使用後に劣化し、充電の持ちが悪くなるため、定期的な買い替えが必要です。さらに、劣化したバッテリーは充電時間が長くなったり、持続時間が短くなったりすることもあります。

空調服の性能を維持するためには、バッテリーの定期的な買い替えが必要であることを覚えておきましょう。

小さな部品や紙などが飛ばされる

長袖の空調服は手元から空気が出るため、細かい部品を取り扱ったり、図面などを見たりする際に、部品や紙が飛ばされる可能性があります。

半袖やベストタイプの空調服を選ぶことで改善できますが、長袖の空調服の場合は、避けられないデメリットとなります。風で飛ばされやすいものを扱う場面では、一時的に電源を切るとよいでしょう。

フルハーネス非対応の空調服での併用は危険

空調服の上からフルハーネスを着用する場合、フルハーネス対応モデルを選ぶことが重要です。フルハーネス対応モデルは、背中部分にランヤードを取り出すための穴があるので、空調服を着た状態でフルハーネスを装着することができます。

通常の空調服とフルハーネスを同時に使用すると、ショックアブソーバと呼ばれる落下時の衝撃を軽減する装置が正しく作動しない可能性があるため、落下事故による危険が増してしまいます。

また、空調服を高所で使用する際は、ファン落下防止ネットが付いているモデルであるかを確認しておきましょう。ファンが落下すると、他の作業者や通行人に危険が及ぶ可能性があるので注意が必要です。

まとめ

空調服は、作業環境を快適にしてくれる便利なアイテムですが、使用上の注意点をきちんと理解して安全に使用することが重要です。特に防爆エリアや溶接・火気使用エリアでの使用は、大きな事故につながる恐れがあります。事故を未然に防ぐためにも、空調服が現場に適しているかどうかを確認したうえで安全に使用しましょう。

また、空調服が濡れていたり、破損していたりする場合は、故障の恐れがあるので使用を控えましょう。

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この記事を書いた人

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